谷山浩子ニコ生「ねこの森には帰れニコ」レポート 文/長井英治

本番直前のリハーサルで
ネット環境を最終確認

22:00ジャスト。
AQさんとともにぬいぐるみを
操りながらの、寸劇から本番スタート。

マネージャー、ヨッシーのインフォメーションコーナーでデビュー40周年記念コンサートの開催の告知

AQさんとの会話はどんな話でも面白く展開。もはや芸術の粋、阿吽の呼吸です。

「あの方!?に生電話しちゃいましょうのコーナー」でROLLYさんに生電話。

ニコニコ動画の生放送、通称「ニコ生」。7月26日に放送された「ねこの森には帰れニコ vol.3」の生放送に参加してきました。

「ねこの森には帰れニコ」の第1回放送はアルバム『夢みる力』の発売を記念して昨年の9月に放送。第2回放送は、40周年記念のベストアルバム『花とゆめ』の発売を記念して今年の4月に行われました。そして第3回の放送が6月に放送。しかしこの回は、谷山さんが風邪で声が出なくなるというハプニングのため、番外編と題し、筆談にて放送。ファンとしては、とても貴重で、楽しい放送でしたが、これは幻の第3回ということになってしまいました。

今回満を持して放送された第3回。谷山さんのお相手を務めるのは、谷山さんの音楽プロデューサーとしておなじみの石井AQさん。ライブを見てもわかるように、気心を知り尽くした二人。ぶっつけ本番なのかと思いきや、22時からの放送の前に入念な通しリハが行われていました。そうでした。よく考えたら、1時間の中にいろいろなメニューが盛り込まれているんですね。しかも生放送ですから、スタッフのみなさんは真剣に進行を確認。ちょっとした緊張感も漂います。そんな中でも、谷山さんとAQさんはリラックスムードでおしゃべりが絶えません(笑)。これは本番ではないのか、と思えるほどアドリブで流暢な丁々発止が展開されていました。

通しリハが終わりちょっと休憩したあとに、いよいよ本番。再び、ふたりはいつものレコード会社の受付の席につき、ぬいぐるみの人形を操りながら、番組がスタートです。この手作り感覚にあふれた空気感こそがラジオとは違ったニコ生ならではの面白さです。

この日のメニューは大きく分けて3つ。
1. デビュー40周年を記念して「40秒リクエスト」
2. 新コーナー登場!「追跡!まもるくん」
3. あの方!?に生電話しちゃいましょうのコーナー

その合間にマネージャーのヨッシーによるインフォメーション・コーナーが挟まります。「40秒リクエスト」は谷山さんの楽曲を40秒間だけ聴くという好評コーナー。リクエストした方は、何分何秒~何分何秒までと40秒を指定。今回は8曲のリクエスト曲が採用。そのほとんどがイントロや間奏などの「歌がない部分」のリクエストという非常にマニアックかつシュールなリクエストコーナー(笑)。この日流れた曲は「ガラスの巨人」「NANUK」「まっくら森のうた」「時の少女」他。イントロや間奏の部分指定が多く、思わず「わたしは歌手です」と谷山さん(笑)。

そして谷山浩子のアルバム『フィンランドはどこですか?』に収録の「まもるくん」。この「まもるくん」は聴く人によって解釈がさまざま。「まもるくん」はいったい何ものなのか?ユーザーの方からお寄せいただいたメールを、何故かスタッフによる記者会見形式で進行。しかしながら、「まもるくん」は余計に謎のキャラクターになってしまった感が……(笑)。

この日のメインとなった「あの方!?に生電話しちゃいましょう」のコーナーでは、9月12日にリリースされるコラボレーション・アルバム『ROLLY&谷山浩子のからくり人形楽団』の共演相手、ROLLYさんに生電話。ROLLYさんのテンションの高さと饒舌さに、スタッフ含めて爆笑。アルバムレコーディング秘話(ROLLYは多忙の中、毎日のようにスタジオにやってきて作業を手伝っていたそう)やアルバム内容についてのさわりの説明(ROLLYさんが今まで手がけた作品の中で最もプログレッシブなロックアルバムになったそう)など、ROLLYさんの谷山さんへのリスペクトがうかがえるトークを聞かせてくれました。9月に行われる恒例のコンサート「猫森集会」にも出演が決定しているROLLYさん。アルバムもコンサートも今から楽しみです。

そんなこんなで、石井AQさんのツッコミもありつつ進行された「ニコの森には帰れニコ vol.3」。エンディングは若干時間があったため、AQさんとのフリートークでいつの間にか番組が終了(笑)。こういうハプニングもニコ生ならでは。次回は秋口に放送予定だそう。
今から40秒リクエスト考えなきゃ!